一言で表現するとすれば、”優等生”、しかし……

F1.2の開放から、驚くほどシャープでクリアな描写、そして立体感。

中央から端まできっちりと解像していて、どんな構図でもこなせてしまいそう。
色収差がほとんど気にならないのも、気持ちよく使えるポイントです。

これが魔法のように感じ、NDフィルターを付けてまで開放で撮るほど夢中になりました。

ただ、端まであまりにも綺麗に写りすぎるあまり、私には少し”遊び”が足りなく感じ……。
やはり「お仕事レンズだなぁ」と痛感させられました。

ぐるぐるボケと、持ち運び時の重さが気になり、最終的には手放しましたが、
それでも一度は「優等生」と言いたくなる一本です。

この後 FE 50mm F1.4 GM が小型軽量で発売されました。
ずっと、気になっています。


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